こんにちは!
デザインハウス都城・霧島(株式会社ひろ工房)です(❁´◡`❁)
今回は、サッシについてお伝えしたいと思います。
サッシとは、窓枠として用いる建材の事をいいます。
窓自体には、光を通す役割(採光)、風を通す役割(通風)、視線を通す役割(透視)などがあり、
建物の外観デザインでも大きな役割を果たします。
このように重要な役割を担う「窓」の中で、建物に取り付けるための枠と、ガラスフレームがサッシです。
サッシは、断熱効果や耐火性、結露などに関係してきますので、
素材や特徴について知っておくとよいでしょう😊
サッシの素材
・アルミサッシ
メリットは、耐候性、耐火性に優れており、軽くて、丈夫で、開閉が楽。
サビや腐食に強く、見た目がいつまでも美しく、他の素材より長持ちする。
低価格。
デメリットは、断熱性が低くなり、断熱効果はあまり期待できない。
特に、冬場の部屋が冷えて結露しやすくなり、夏場は部屋の気温が上昇しまうため、電気代や暖房費がかさんでしまうかも。
・スチールサッシ
メリットは、耐火性に優れており、工場などの窓によく使われている。
デメリットは、耐候性が悪い。一般住宅での需要はほとんどない。
・木製サッシ
メリットは、断熱性が高く、結露しにくい。
和洋問わず、どんなインテリアにもマッチしやすい。
デメリットは、アルミサッシの2倍ほどの値段。
メンテナンスが必要で、経年で開閉部の金属部分が劣化しやすい。
住宅の不燃化に逆行する素材の為に、新築住宅ではほとんど使われていない。
・樹脂サッシ
断熱効果が非常に優れています。
結露も少なく、防音効果もあります。
デメリットは、価格が高い。
強度が弱いため、重い。
紫外線に弱く、劣化が見られる。
・複合サッシ
アルミ+樹脂
室外側にアルミ、室内側に樹脂で構成することにより、アルミの耐久性と樹脂の熱の伝えにくさの利点を生かしたサッシ。
結露をかなり防ぐことができる。
樹脂サッシよりも、アルミ樹脂複合サッシは低価格。
デメリットは、樹脂サッシより断熱性能は3割ほど劣る。
湿気の具合にもよるが、全く結露しないわけではない。
窓は、ガラスとフレーム、それぞれの特徴を考えて選ぶのがおすすめです。
同じ樹脂窓でも、ガラスが2枚の複層ガラスや、3枚のトリプルガラスもあります。
断熱性能が高くなるほど、値段も上がりますが、家の断熱性能を確保することは、健康で快適な生活を送るうえで、大事になってきます。
また、初期費用はかかっても、断熱性能が高いと、光熱費は格段に節約でき、ランニングコストは抑えることができます。
ご予算に応じて、最適な組み合わせが見つかるといいですね😊
今回はサッシについてまとめてみました。
皆さまの家づくりのお役に立てれば幸いです✨